大分市内の「絵本屋かのこ」の店主 岸本由紀子さんがセレクトする絵本をご紹介します
食欲の秋です。
美味しそうな食べ物が出てくる絵本を選んでみました!

『ここからおいしいよかんがするよ』
たな 作/PIE International/1,320円
お鍋や箱などのふたをパカッと開けると、そこにはおいしい食べ物が!家庭の食卓でのひとコマを描いた温かい愛情も感じる、しかけ絵本です。食育という意味でも食べることの喜び、大切さを伝えられる内容です。美味しい予感を感じながらページを「ぱかっ」とめくって楽しんでください。

『まめざらちゃん』
あさのますみ 文/よしむらめぐ 絵/白泉社/1,320円
小さなお皿、まめざらちゃんはしょうゆ皿と呼ばれ、使われるのは調味料ばかりです。他の大きなお皿さんたちのように、美味しい料理に使ってもらいたい!と寂しがっていましたが、お料理上手のピピさんのおかげで、出番が増えて大喜び。美味しそうなお料理の数々を、まめざらちゃんと一緒に味わっている気分になります。

『おなべさん』
きのしたけい 作/moko 絵/コクヨ/1,430円
いろいろな形のおなべがグツグツ、コトコト、ふたをペロっとめくって開けると・・・アツアツの美味しそうな料理が出てくるよ。リズミカルな言葉としかけ扉を開けて楽しめるしかけ絵本です。0才から楽しめ、リアルで美味しそうな絵が魅力的な一冊。

『ぎょうれつのできるレストラン』
ふくざわゆみこ 作/教育画劇/1,540円
フクロウのポーのパパとママのレストランはいつも大忙し。ポーの夢はコックさん。レストランのお手伝いをしたいけれど、お使いができるようになったらね。」とやらせてもらえません。「おつかいできるもん!」と飛び出したポーはもぐらのお芋やさんを手伝い、色々な料理を作る事になります。見ているとおもわず、お腹がなりそうな絵本です。

『どんなおべんとう?』
麦田あつこ 文/いわきあやこ 絵/小学館/1,430円
おべんとう箱を見ると、どんな中身かすごく気になっちゃうよね?!それぞれのおべんとうが“なにべんとう”か聞いて、中身を想像してみよう!たのしく、びっくりな、おべんとうがいろいろ登場します。君は何べんとうが好きかな?自分のおべんとうにも名前をつけてみたくなる絵本です。