今回は県内各地で開催されているイベントで見かける全身黄色いツナギで子どもたちと遊んでいる人を紹介します。どこに行っても見かけるし、ず〜っと前から存在は知っていました。
「いったい何者なんだろう?」と思い突撃取材してきました。
神出鬼没のボランティアパフォーマーはオジさんの本気の悪ふざけから
鶴崎海陸運輸株式会社でサラリーマンをしている河野さん。
約10年前に知り合いのイベントに遊びに行った時、購入したジャンピングシューズで遊んでいたらキッチンカーのおじさんに「次の日曜日のイベントに賑やかしで来てよ!」と言われたのがきっかけだとか。
その後、電動スケートボードに乗ってワゴンに乗せた子どもを引っ張る“スケボーワゴン”で会場内をぐるぐる回ったり、子どもたちをバブルボール(巨大な風船)に入れて転がしたり、自ら購入したオモチャで来場者を楽しませるのが休日のルーティンになった。
「誰かが笑顔になるのを見るのが好き。オジさんの本気の悪ふざけで楽しんでもらえたらそれでいいんです。」と河野さん。

お客さんからお金をもらったり、イベント主催者からギャラをもらうことはないそう。
「サラリーマンだし、好きでやってることだから(笑)。交通費とお弁当くらい出してくれたら助かるけど(笑)」。最近は、小学生の頃にスケボーワゴンに乗せた女の子が大学生になって再び出会うこともあるそう。体力の続く限り続けたいという河野さん。
イベントで出会ったら気軽に声をかけてみて。

▲ 自宅横に併設した倉庫はまるで所ジョージさんの秘密基地のよう!
取材:リトル・ママおおいた編集部 安部 浩二