
住性能設計
住性能はQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)に直結する部分であり、家づくりにおいて重要な選択肢のひとつです。
<チェックしておきたいポイント>
耐震・制震性能
住まいの地震対策です。地震が頻発して いる昨今、非常に重要です。
気密・断熱性能
家の中の温熱環境の保持や冷暖房効率 に影響します。
耐火性能
に対する耐性です。火事の際、延焼を 防いだりするのに役立ちます。
省エネ性能
日々使う電気などのエネルギー効率に 影響。節約効果があります。

住性能の「標準仕様(基本プラン)」は、住宅会社によって大きく異なります。金額が安くても、標準仕様の性能があまりにも低ければ”安かろう、悪かろう“になりかねません。
また、住性能の考え方は、会社の姿勢を表しています。「安さで勝負したい会社」と「長期的な視点を持ち、長く快適&安全に住める高性能の家を提供したい会社」どちらが良いでしょうか。子どもが巣立つまでの年数、自分たちの老後を考えれば自ずと答えは出るはずです。後悔しないために、信頼できる住宅会社を選びましょう。
例えば、エイトでは次のような住性能設計をご提案しています。
●ZEH(ゼッチ)基準の家
「断熱性能」「省エネ性能」「創エネ(太陽光発電などで自宅の消費電力を自家生産すること)」に関して国が定める基準をクリアした、家計にも環境にもやさしい家です。

●制震装置「MIRAIE(ミライエ)」
繰り返す揺れに効果を発揮する制震装置。熊本城天守閣の耐震改修工事にも同様の技術が使われています。

安心品質選び
品質選びとは、部材(木材、塗料など)選びのことです。壁や屋根など家の構造に関わる部分は簡単に補修することができないため、耐久性のあるものがおすすめです。もちろん、良い部材を選んでも定期的なメンテナンスや経年劣化への補修は必要不可欠ですが、その頻度やコストを大幅に抑えることができます。特に子育て世帯の場合、家のメンテナンス時期と子どもの進学時期などが重なり、家計を圧迫してしまうケースが多いので注意が必要です。とはいっても部材を一つひとつ調べる必要はありません。「標準仕様」と「保証期間」をチェックすれば、住性能と同じように住宅会社の姿勢(信頼度)が見えてきます。
●ポイント
住性能も部材も、こだわればこだわるほど住みやすくなりますが、その分、金額が上がります。大切なのは現状の希望と将来の見通し、予算を踏まえ、最適なバランスにすること。住性能や部材のために「間取りを妥協する」「部屋数を減らす」など我慢することが増えるなら”真に快適な家“とはいえません。
施工
どんなに性能や品質にこだわっても施工がずさんでは意味がありません。施工現場に足を運んでも施工の良し悪しを判断するのは難しいため、検査体制をチェックしましょう。法律で定められた検査に加え、「独自の検査をどの程度行っているか」、「外部機関に監査(NS監査など)を依頼しているか」、「検査情報を開示しているか」などが信頼をはかる材料になります。
アフターサポート
家は完成して終わりではありません。何十年も住むわけですからアフターサポートのチェックは必要不可欠です。今は構造保証、設備保証に加え、独自の保証・サービスを行っている会社も多く、自分たちのライフスタイルに合うものを見極めことが大切です。
例えばエイトでは専属の部署を設け、スタッフがお引き渡し後から定期的に点検を実施いたします。

伊東さんのワンポイントアドバイス
家づくりには多くの知識が必要です。お客様が全てを学び、把握することはできませんから、信頼できる住宅会社を選ぶことが何よりも大切です。「標準仕様」や「保証期間」、「施工検査の回数や質」「アフターフォローの内容」は信頼をはかる大きな材料になります。
また、住宅会社がそれらを採用している理由を明確に答えられるかどうかも重要なポイントです。中には不要なサービス、過剰な保障もあります。”なぜ必要なのか“の納得できる理由をお伝えすることは住宅会社の義務だと考えています。
次回はエイトで家を建てたKさんのインタビューです!素敵な家の写真もたくさんご紹介する予定なのでご期待ください。

お客様に寄り添い、様々な角度から快適な暮らしを提案する熱血営業マン。高1、中2、小2の3児のパパでもあり、自身の家づくりの失敗談などリアルなトークに“説得力がある”と評判。
取材・文/甲斐理恵 取材協力/エイト