動物が主役の絵本

大分市内の「絵本屋かのこ」の店主 岸本由紀子さんがセレクトする絵本をご紹介します

動物が主役で、楽しく元気が出る。
読み聞かせにもぴったりの絵本です。

『ナマケモノヨガ』

新井洋行 作
ポプラ社/1,210円(税込)
「ナマ、ナマ、ケモノ」のリズムに合わせて、可愛らしい親子のナマケモノがヨガを!?家族みんなでナマケモノのポーズを一緒にマネして、家でリラックス体操をして楽しめる絵本です。

『ぼくが かわりに とどけるよ』

そのだえり 作
文溪堂/1,650円(税込)
街に仕事を探しにやってきた、小さなねずみのドッチ。クマの配達員 ゴロンにばったり出会います。困っているゴロンのお手伝いをドッチはみずから申し出て…。体が小さいからこそできることもある。出会いと思いやりを感じるほのぼの絵本です。

『まいごのモリーのおかいもの』

こまつのぶひさ 文/はたこうしろう 絵
童心社/1,430円(税込)
おでかけが大好きなひつじのモリーが、お母さんとお買いもの。だけどお母さんが友達とおしゃべりをしている間にモリーは迷子に!いろいろなお店があって、迷子のモリーと一緒におかいもの気分を楽しめちゃう?そんなお話です。

『わたしは あかねこ』

サトシン 文/西村敏雄 絵
文溪堂/1,430円(税込)
きょうだいの中で1人だけ違う色で生まれた”あかねこ”。家族は「かわいそう」と心配するけど、あかねこは自分の色が大好き。ある日あかねこは家を出て…。人と違ってもいいじゃない!自分は自分。そんな勇気の出るお話です。

『キリンのなやみごと』

ジョリ・ジョン 作/レイン・スミス 絵/岡野佳 訳
化学同人/2,090円(税込)
キリンのエドワードの悩みごとは「首が長いこと」。いろんなところに隠れている中で、カメのサイラスに出会い、あることを頼まれます。考え方を変えることで、自分の良いところや友達の良いところも見えるようになる。ちょっと笑えて元気が出るお話。