大分・福岡の住宅建築を手がける「エイト」のスタッフさんにプロの目線で様々なアドバイスを頂きます。参考にして家族みんなが笑顔で過ごせるマイホームを目指しましょう!質問も大歓迎です。
※詳しくは『リトル・ママおおいたスール』2024年3、4月号をご覧ください
〇地鎮祭(じちんさい)
土地を守っている氏神様に使用許可を得る儀式を行い、工事の安全を祈願します。※希望者のみ
〇棟上げ
家の骨組みの最終工程、屋根の一番高い場所に棟木(むなぎ)と呼ばれる横木を取り付けることを「棟上げ」といいます。
棟上げの際、家が無事に完成することを願って「上棟式」と呼ばれる儀式を行いますが、最近は上棟式を省略し、お弁当や飲み物を振る舞うことで大工さんへ感謝の気持ちを伝える人が増えています。
「工事中って何をしたら良いか分からない」という人も多いですよね。よくある疑問、質問をご紹介します。
近隣への工事のお知らせはいつするの?
工事前のごあいさつは基本的に住宅会社が行います。工事に対するクレーム(騒音など)が寄せられた場合も住宅会社が対応しますのでご安心ください。
工事現場を見学するべき?
工事中の家はその時しか見ることができません。一生の思い出になりますので定期的に見学に行ったり、撮影する人が多いです。但し、近隣への配慮から週末は工事をストップする業者が増えています。週末に見学に行く場合は事前に確認するようにしましょう。
工事中に仕様など変更して良いの?
になる点がある場合は、大工さんではなく、住宅会社の現場監督に伝えましょう。但し、着工後の変更は工期や費用に大きな影響を及ぼします。当然、入居時期もずれます。
新生活のスタートが混乱しないよう、着工”前“にしっかり打ち合わせておくことが大切です。
工事中にしておくべきことは?
完成後、スムーズに入居するために次のことを確認しましょう。
〇家具、家電の用意
引っ越し日に間に合うよう、配達を依頼しておきましょう。
〇一部設備工事
エアコンやケーブルテレビなどの一部設備工事は基本的にお客様個人が行います。もちろん、住宅会社に依頼することもできます。
〇各種手続き
入居前に家に関する各種手続きを完了する必要があります。特に役所関係の手続きは ”土日休み“であることを考慮し、早めに行うのがベストです。
住宅ローンの手続き
- 保険の加入(火災保険、地震保険など)
- 登記の手続き
- 転出届、転入届、それに伴う住所変更(免許 証、マイナンバーカード、児童手当など)
※エイトの場合、完成約1ヶ月前に営業からお声がけをしています。
第三者機関による検査、社内検査を経て、お客様立ち合いによる最終立会い検査を行います。「契約通りに仕上がっているか」「傷や汚れがないか」などをチェックしましょう。
最終立会い検査をクリアした後、お引き渡しとなります。
今回の記事を読んで「工事期間中もやることがあって大変!」「いくつか忘れて、入居時に慌てそう」と不安になった人もいるかもしれませんが、整理すると作業量自体はそんなに多くはありません。むしろ入居前の楽しい準備と捉えることもできます。
大切なのは”逆算して考えること“。家は完成してもすぐに住める状態になっているわけではありません。特に家電・家具の購入・搬入、設備工事など時間がかかるものは、お子さんの入学などに合わせて設定した引っ越し日に間に合うよう、逆算して考えるようにしましょう。
家は引き渡して終わりではありません。次回は「住宅引き渡し後のアフターフォロー」についてご紹介します。
お客様に寄り添い、様々な角度から快適な暮らしを提案する熱血営業マン。高1、中2、小2の3児のパパでもあり、自身の家づくりの失敗談などリアルなトークに“説得力がある”と評判。
取材・文/甲斐理恵 取材協力/エイト