社会福祉法人 小中島保育園

地域と共に歩む自治会立の保育園

 全国的にも珍しい自治会立の『小中島保育園』。農繁期の季節限定託児所としてスタートし、昭和41年、保育園として認可を受けました。「設立の経緯もあって、地域とのつながりが強いのが特徴です。

 園の行事で公民館を使わせてもらったり、地元企業がサポートしてくれたり。敬老会などのイベントで地域の人と触れ合う機会も多いです」。そう話すのは園長の佐藤さん。コロナ禍以降、交流は控えめにしているといいますが、長年築いてきた信頼関係が揺らぐことはありません。園児たちは地域の大人たちに見守られながら子どもらしく伸び伸びと過ごしています。

 また、外部講師を招いての「リズム遊び」、地域のスイミングスクールと提携した本格的な「水泳教室」、近隣の自然豊かな公園や土手を歩く「お散歩」、社会のルールを学ぶ「町中探索」、食育の一環である「ごはんの日(お米を炊く体験)」「野菜栽培」などの体験活動にも注力。〝保育士が楽しくなければ、子どもも楽しくない〟をモットーに、保育士も楽しみながら、子どもたちが自然と学び、好きなこと、興味のあることを見つけられる保育の在り方を考えています。