10月22日に『第8回こども屋台選手権』が、JR大分シティ駅前広場で開催されました。コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となった今回は18チームが出場し、ステージショーとともに賑わいました。
こども屋台選手権とは?
「認定NPO法人 地域の宝育成支援センター」と「こども屋台選手権実行委員会」が主催するイベント。地域の特産品を使ったオリジナル商品を子どもたちが中心になって考案・販売します。
自分たちが住む地域の特産品の理解とキャリア教育を目的とし、PTAや学童保育、子ども食堂などが出場しています。小学生5名以上、中学生3名以下で1チーム10人以内が出場の条件です。

今回はコロナウイルスの影響で4年ぶりの開催ということで、過去に参加した子どもたちや父兄から知識を受け継ぐことができなかった団体もあり大変苦労しました。最初から仕切り直す形でしたが、毎回賛同してくれる企業や参加してくれるチームのおかげで、例年以上に盛り上がりました。
このイベントを通して、子どもたちには郷土愛を育んでほしいと思っていますし、商品を開発し販売することでキャリア教育にもつながるという目的で開催しています。でも毎回子どもたちの笑顔と頑張る姿に、いろんなことを教えられているのは私たち大人の方なんですよね(笑)。これからも、県内18市町村の特産品を使った新しい商品が子どもたちの手で生み出されるよう継続していきたいですね。
チームごとにいろいろな工夫をして商品を売り込む姿や、店頭で商品を作っている真剣な姿を見て、このようなイベントが継続して行われることに意義があるように思いました。子どもの可能性って無限大だなぁと改めて感じた秋の日になりました。(編集スタッフ べっこ)
