大分市内の「絵本屋かのこ」の店主岸本由紀子さんがセレクトする絵本をご紹介します
『あ!てんとうむし』

とうごう なりさ 作 /福音館書店 990円
子どもがてんとう虫を見つけて、触れあい、どこまでもゆっくりと追いかけて飛んで行くまでを描写していて、てんとう虫と遊ぶ方法を教えてくれる絵本。優しいタッチの絵で、子どもと一緒にページをめくりながら読むのもおすすめです。
『くものすおやぶん ほとけのさばき』

秋山あゆ子 作 /福音館書店/990円
虫の町の“くものす親分”ことおにぐものあみぞうは、子分のはえとりのぴょんきちを連れて、今日も虫の町の見回りをして、困った虫たちの話を聞き、町の事件を解決します。虫の成長の様子が描かれているだけでなく、虫の時代劇のようなお話も楽しめます。
『かぶとむしランドセル』

ふくべあきひろ 作 /おおのこうへい 絵 PHP研究所/1,540円
みっちゃんがおじいちゃんから入学祝にもらったのは、“かぶとむしランドセル”。なんとカブトムシがそのままランドセルになっているのです。そのランドセルはおしゃべりしたり、みっちゃんを困らせてばかり…。入学前にぴったりで、笑いが絶えないお話です。
『いもむしれっしゃ』

にしはらみのり 作 /PHP研究所/1,430円
いもむしれっしゃは“がたん もにょん” “がたん もにょん”と原っぱや、農園、モグラのいる地下やりんごの木まで、虫のお客さん達を乗せて走ります。ワクワクドキドキしながら、虫たちと小さくなって旅をしているような気分になれる一冊です。
『むしとりにいこうよ!』

はたこうしろう 作 /ほるぷ出版/1,430円
虫とり達人のお兄ちゃんと僕は虫とりに出かけました。公園だけでなく、あちこちに虫ってたくさんいるんだよ!とお兄ちゃんが虫のとり方を丁寧に教えてくれます。虫とりの楽しさが詰まっていて、虫とりに出かけたくなる、春から夏が待ち遠しくなる絵本。
絵本屋かのこ
大分市中央町2-2-22豊陽ビル3F SAIPOOL内
TEL/097-594-3100
営業時間/10:00〜18:00 定休日/月曜
