HUG育トーク

日出町地域子育て支援センターで毎月開催される、専門家を呼んでの座談会。
今回は小児科医の矢野先生を囲んでの座談会を取材してきました!

子育て中のママパパと一緒に考え、「乳幼児の子育てに大切なこと、こころの子育て。はじめの一歩!」をテーマにHUG育トークに取り組んでいる矢野先生。

愛着形成とは、ママパパと子どもの結びつきのこと。赤ちゃんは生まれてすぐに、ママの胸に抱っこされると自ら求めて母乳を飲み、「お腹が空いたとき」や「眠たいとき」「痛いとき」そして「恐怖を感じるとき」に大声で泣きます。このような時にママパパが飛んできて、声かけします。
つまり、「困ったときに、助けてくれる」という信頼が赤ちゃんに生まれ、心のつながりが生まれることです。子どもは自分を価値ある存在と感じ、ママパパ以外の人とも安定した人間関係を築いていけます。

「愛着」は、乳児期から幼児期早期に形成されるので、ママパパの声かけや笑い返し、アイコンタクトやスキンシップ等が重要です。
たとえ短い時間でも抱っこして遊んだり読み聞かせをしたりすることで親子の絆を深め、子どもが親からの愛情を感じて〝自分は価値のある存在だ〟という自己肯定感を育む助けとなります。


 矢野英二先生の略歴 

医学部の学生、小児科医時代を通じて子どもに関する様々な活動をし、昭和57年に小児科を開業(日出町豊岡)。開業後、絵本作家や教育評論家の講演会やシンポジウムを開催、自身も子育てグループを結成し活動に参加。また各地で講演を実施。現在も様々な活動を通して(図書館に絵本、絵画の寄贈など)幅広く支援をし、子どもとその将来のために尽力しています。


月に1回、小児科医の矢野先生の『HUG育トーク』は、子育てに悩むママ・パパを交えての座談会。
町外の人でも事前予約で参加可能。気軽に問い合わせてみてください。


 TEL  0977-85-8820
 開館時間  10:00〜12:00/13:00〜15:00
 休館日  日曜・祝日・年末年始