ヨガで夏を乗り切ろう

 もうすぐ夏。暑くなってくると、なんとなく体がだるくてやる気が出ず、食欲不振や胃もたれなど体調不良を感じませんか?
 夏休みにプールやキャンプ、旅行、帰省など。子どもと夏のイベントを楽しく乗り切るためにも、体調は整えておきたいですよね。冷房や冷たい飲食で体を冷やさないことも大切ですが、実は体を動かすことが夏バテの予防にもなるのです。

背骨を動かして「気」を巡らせよう

 背骨には「気」の通り道があるといわれ、自律神経系の多くも背骨の周りに存在しています。背骨を動かすことで気の巡りを良くし、自律神経系を整えることができるのです。体がだるいときこそ体を動かして循環させることが大切。今回紹介する2つのポーズは、背骨はもちろん、肩や股関節なども動かしていくことで、こんな効果も期待できます。
 ★消化機能を整える
 ★肩こりの解消
 ★骨盤のゆがみを整える
 ★リラックス効果
 ★頭痛・疲れ目を和らげる

 お風呂の後や寝る前などにヨガを取り入れ、一日の疲れをとりながら、本格的な夏に備えて体をケアしていきましょう。

mikuさんおすすめの真珠貝のポーズ ❶両方の足裏を合わせ、体の前でひし形になるよう、足を少し前に置く。

❷両手をスネの下から通して足の甲に添える。息を吐きながら体を前に倒す。背中や肩、首は力を抜き、くつろいだ姿勢でゆっくり3回呼吸し、❶の姿勢へ戻る。
mikuさんおすすめのネコのポーズ ❶四つんばいになる。

❷息を吐きながら両手を前に滑らせて胸とあご(額)を床につけて背骨を反らす。ゆっくり3回呼吸したあと、❶の姿勢へ戻る。

miku
教室名:YOCO YOGA

@at_homeyoga

ヨガインストラクター/理学療法士/全米ヨガライアンスRYT200
パートで働きながら、週に1回ヨガ教室を主宰/2児のママ