わだ-ペット牧場 和田 隆之~パパの教科書~

パパのためのパパに役立つ情報を発信していく『パパの教科書』。
今回は大分市下郡でペットショップを営みながら、週に2回民間の学童保育でボランティアスタッフ兼外部講師として活動している和田さん。
学童保育に通っている子どもたちからも親しまれる和田さんの、子どもとの向き合い方を聞いてみました。

学童保育のボランティアスタッフを始めたきっかけは?

 和田  学童保育の行事で毎年キャンプに行っているんですが、その時の虫採りの外部講師を担当していたんです。虫採りのワナをみんなで作ったり、捕まえた虫の飼い方のコツを教えたり。そのうち男性スタッフが足りないからと声をかけてもらってからは、週に2回学童保育を手伝うようになりました。

和田さんのお子さん(現在専門学校生と高校生の男の子)の時とは時代が違いますが、学童のお子さんたちとの付き合い方で違う部分は?

 和田  学童の子たちは時代の変化はありますし、それぞれの子どもたちの背景も違うけど、普段言葉の通じない動物を扱っていますから(笑)。子どもたちは喋ってくれるから楽ですよ。でも、うまく自分を表現できない子などさまざま。
自分の子育ての時とは違う悩みを抱えている子たちが多いと思うけど、根本的なところは変わらないんじゃないかな?

うまく自分を表現できない子たちには、どういうふうに接してるんですか?

 和田  こちらから手を差し伸べることはありません。じっと観察してるって感じかな?甘えたい子は、甘やかしてくれる先生のところに行きますよ(笑)。僕、あんまり甘やかさないんで(笑)。子どもたちは自分をわかっていて、集団の中でどういう風に過ごせば良いかわかっています。逆にしつこいくらいスキンシップを求めてくる子の方が心配。家庭でのスキンシップが足りないんじゃないかな?って気がします。
本業はペットショップですが、入荷したらそのまま販売なんてしません。いっぱい撫でてあげて、人から餌をもらうことを覚えて、人に慣れさせてからお店に出しますし、販売する時も「この子はこういう性格だから」って説明して販売します。
ペットと一緒にするなって怒られそうだけど、愛情をいっぱい注げば悪いことなんてしないんですよ、人もペットも。

和田さんとお話ししてると、なんでも受け入れてくれる懐の深さを感じました。動物にも子どもにも、愛情を注いでスキンシップを大事にすることを教えられたように思います。

わだ-ペット牧場|和田 隆之

大分市大字下郡1736-3-1 Tel.097-599-3828
営/11:00〜19:00 休/火曜日
*お祭りや各種イベントにも出店
(出店情報はSNSやブログを確認してください)